【WORK】スラック・テクノロジーズ 銘柄分析 -株価暴落からの復活はあるか-

本日は、主にビジネス向けのチャットツール・slackの運営元であるスラック・テクノロジーズの株購入について検討したので、記事にしました。

slackとは?

メールに代わる革命的なコミュニケーションツール、slack!

ほとんどの方はビジネスでメールを使うと思います。私もそうです。

ですが、よくよく考えると不便な点があります。

メールの不便なところ
  • 「お世話になっております。」から始まり「よろしくお願いします。」で終わる文面はかったるく、非効率的
  • 会話が断片的になり、過去メールと連続したコミュニケーションがとりづらい
  • 共同作業などで細かくファイルをアップデートするときに、ファイル共有が面倒

ビジネスのやり取りはslackが便利です。slackの導入で上記の悩みは解決します。

実際、IT企業等をはじめ世界60万社で導入されています。

家庭内のコミュニケーションツールとしても便利なslack

私が勤める職場は保守的なのでslackを使う方はいません。

ですが私は、夫婦のコミュニケーションにslackを使っています。

出張の日程、行事予定、子どもの保育園のこと、子どもの健康のこと、夫婦の貯金の管理・・・口頭だけでは夫婦のコミュニケーションは事足りません(口頭だと結構忘れますし・・・)。

以前まで私と妻はメールでやり取りすることがありましたが、違う話題があれこれ飛び交うと、過去の履歴を遡るのが意外と面倒です。

slackはチャットに似ていますが、話題別に整理した会話ができるのでLINEより便利で、口頭だけで済まない内容をやり取りするのに適しています

実際slackは、動きもサクサクで快適です。PCスマホの両方で使っています。

slackのオフィシャルの紹介はこちら

スラック・テクノロジーズがついに上場!

そんなslackの運営会社、スラック・テクノロジーズが2019617日にニューヨーク証券取引所(NYSEに上場しました。

IPOではない直接上場(ダイレクトリスティング)という手法で、鳴り物入りで上場となりました。

このあたりはマネー現代フォーブスジャパンの記事が明るいです。

スラック・テクノロジーズの株価は上場後に暴落!

しかし、上場時に一時42.00ドルだった株価は現在21.03(2019/10/22終値)まで下落・・。

勢いのある世界的IT企業にしては驚くほどの低調です。

低迷の要因はなんでしょうか?

スラック・テクノロジーズの株価低迷要因

採算性が低い

”https://slackhq.com/intl-ja-jp-slack-has-10-million-daily-active-users”から引用

slackは世界中に1日当たり1000万人のアクティブユーザーがいます。

slackの基本的な機能は無料で使えます。

フリーミアムといわれるビジネスモデルで、まずは無料でその良さを実感してもらい、徐々に課金プランへ移行させていくという考え方です。

slackでは10,000を超えるメッセージの保存、画面共有機能、複数音声チャットを使うためには有料会員登録が必要になります。

一般的に無料ユーザーが有料に切り替えるのは10,000メッセージを超えた時ではないだろうかと思います。

個人利用ではなかなか10,000メッセージを超えないので、課金が想定されるのは企業での利用になります。

現在slackは、世界中の企業60万社に導入されていますが、課金されているのは10万社足らずです。

使われてはいるけど、お金を落とさないユーザーばかり、といったところです。

 

売り上げの伸びの鈍化

売り上げは成長を続けていますが、ここ1年、伸びが鈍化しました。

減少しているわけではないですが、躍進が続いた企業としては、やや印象が悪くなってしまいました。

この点は、ブルームバーグの記事で指摘がありますね。

赤字が続いている

同社は赤字が続いています

同社の損益計算書をまとめてみましょう。

  上半期(6か月)分
2019 2018
収益 279,794 172,937
売上原価 49,680 21,462
売上総利益 230,114 151,475
事業経費 研究開発費 268,872 70,592
販売費 203,230 95,721
一般管理費 160,100 45,176
632,202 211,489
事業損失 -402,088 -60,014
その他収入 10,188 3,887
もろもろの雑所得などの掲載は割愛
損失 -391,497 -56,127

単位は[千ドル]

Slack Technologies Inc.のHPに掲載されている損益計算書を抜粋、和訳して掲載しています。

売り上げとともに赤字が拡大するという、なんともおそろしい損益計算書です。

売上額からみて、大きすぎる研究開発費を投じています。それに販売費、管理費もかさんでいます。

特に研究開発費が膨大です。これはすなわち、現在の売り上げ規模を維持するだけでは会社が存続できず、売り上げを上昇させ続けなければ会社の未来がないことを意味しています。

 

スラック・テクノロジーズの株価上昇要因(希望的観測)

無料ユーザーの有料ユーザーへの転換

slackの歴史はまだ浅いです。

無料でその良さを実感してもらい、徐々に課金プランへ移行させていくフリーミアムのビジネスモデルです。

すでに良さを実感している多くのヘビーユーザーが、有料に転換するのはこれから、とも考えられます。

 

広告費収入

現在は無料版slackを使っても広告は入りません。それがいいところでもあるのですが。

ただ、収益性が悪いということであれば広告をつけるのもありなのかな、と思います。

無料で使わせてもらっているので、多少広告がついても文句はありません。

その点で、売り上げを大幅に伸ばせる余地はあるのかなと思っています。

 

まだslackの良さが十分に認知されていない

slackの導入企業は世界でたかだか60万社です。

仕事の効率化で生産性を向上させられれば、有料版slackの導入費なんて屁みたいなもんです。

そのへんがまだ適正に認知、評価されていないので、伸びしろがまだまだあると思います。

 

スラック・テクノロジーズは買い?

たくさんマイナス要因を挙げましたが、暴落中の株なので悪い要素があるのは当然です。

私はつい先ほど株式を買いました。

slackは私が好きな技術であり、アプリです。

同アプリの課金ユーザーの割合は低いですが、ユーザー数は堅調に増えてきました。

素晴らしいアプリなので、今後もユーザーは増え続けるだろうと考えています(特に無駄なコミュニケーションに時間を奪われる日本企業では導入おすすめです!)。

こうしたクラウドビジネスでは、当初の採算が悪くても、たくさんの人が集まるプラットホームを作れればやがて利益は付いてくるだろうと思っています。

だから私は買い!

特段の根拠はないですが、現状の株価は下がりすぎかとも思っています。

私自身がslackファンだから買っている、というのもあるので、みなさんにおすすめできるか、というと微妙なラインですね。

 

まとめ

本日のまとめ
  • slackスラック・テクノロジーズは今年の6月鳴り物入りで上場
  • 上場後に株価は大暴落
  • 残念ながら現在のスラック・テクノロジーズは赤字体質
  • は、アプリのユーザー自体は伸び続けることが期待でき、収益性の改善も可能だと私は考えるので、買い!

 

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