株式投資を始めてから3年以上、SPXLの積立投資を始めてから2年以上が経過しました。
どちらを開始したのも私の人生の大きなターニングポイントでしたが、また大きな一歩を踏み出します。
先日、株式の大半、SPXLをすべて売却し、賃貸用アパートの購入に踏み切りました。
本日はそのことについて述べたいと思います。
どのくらいの株を売却したか
先日のブログで公開しましたが、私は次のような金融資産を持っていました。
計 | 7,721,909 | ||||
種別 | 現在評価額(円) | 積み立て状況 | |||
夫婦共有 | iDeCo | eMAXIS Slim先進国株式 | 583,765 | \12,000/月 | |
eMAXIS Slim新興国株式 | 479,395 | \12,000/月 | |||
NISA | つみたてNISA | eMAXIS Slim先進国株式 | 1,253,298 | \33,000/月 | |
eMAXIS Slim新興国株式 | 1,043,744 | \33,000/月 | |||
ジュニアNISA | eMAXIS Slim先進国株式 | 433,992 | 積み立てストップ | ||
eMAXIS Slim新興国株式 | 346,288 | 積み立てストップ | |||
預金 | 0 | ||||
夫個人 | 海外ETF | SPXL | 3,153,010 | 定期購入 $550/月 | |
AGG | 277,262 | 不定期購入 | |||
個別株 | 国内 | 90,900 | 不定期購入 | ||
海外 | 60,255 | 不定期購入 | |||
預金 | 0 | する気がない |
このうち、私が個人的に所有する次の資産を売却しました。
- SPXL
- AGG
- 国内個別株(スペースマーケット100株のみ)
- 海外個別株(coka-cola 10株のみ)
合計すると400万円弱で、ほとんどがSPXLです。
iDeCoやNISA口座で運用している400万円程度には手を付けておりません(そもそもiDeCoは売却できません)。
すこし寂しい・・
SPXLの積立投資は、ブログで長い間記事にしてきましたし、全部売却して少し寂しい気分です。
SPXLの積立投資は、自分で過去のデータを分析し、手法を考案し、実践し、時間をかけて発信してきたものだからです。
ブログやtwitterの読者に対して申し訳ない気持ちにもなりました。
ただ私が、SPXLの積立投資が極めて合理的な手法であるという考えに全く変わりはありません。
多くの人におすすめできることだとも思っています。
不動産事業をはじめました
SPXL等の株式を売却した理由は、不動産事業を始めるためです。
いままで続けてきた研究員とは全く違う形で、事業をやってみたかったんです。
現在は、結構大きな組織で働いています。
社会的に意義がある仕事だと思っていますし、やりがいを感じます。
ですが、組織の中で、組織のルールで、組織の意思に基づいて働くことに堅苦しさを感じます(研究所なので、一般的にはユルイ職場なのかもしれませんが・・・)。
組織の中で働いていると、自分はいま何のために仕事をしているか分からなくなることことが多々あります。
不動産事業は、現在もこれからもずっと一人でやろうと思っています。
私の事業が良くなっていくように、私が真剣に考える、当たり前のことですが、こういうゲームをやりたいということです。
不動産事業の第一歩
数年前から、不動産事業に関する書籍を読みました(数冊ですが・・・)。
それにTouTubeで不動産関係のチャンネルを観ていました(家事や運転をしながらYouTube鑑賞することが趣味のひとつなのです)。
それで不動産事業を始めるのにどういう準備が必要なのか理解しました。
そして2年前くらいから、私の居住地周辺の不動産売買サイトを定点観測していました。これで不動産取引の相場を把握しました。
数件は内覧に行き、中古物件のチェックポイントを実地でも学びました(いずれの物件も真剣に買うか検討しながら内覧していました)。
そして今回、石橋を叩きながら品定めし、一棟目として購入する物件を見つけました。
購入した物件
今回、購入した物件はこんな感じです。
所在地 | 某地方都市(人口10~100万)住宅地 |
構造 | 木造 |
階数 | 2 |
戸数 | 4 |
築年 | 1994 |
敷地面積 | 430㎡ |
延床面積 | 230㎡ |
小さな物件です。
お金関係は以下の状況です。
購入費用 | 銀行融資 | 1250万円 |
自己資金 | 300万円 | |
合計 | 1550万円(その他、売買手数料などが100万円程度発生します。) | |
融資条件 | 返済期間 | 11年 |
利率 | 2.5% | |
年間返済額 | 130万円 | |
家賃収入 | 年額(満室なら) | 210万円 |
表によると、家賃収入と融資返済額の差が満室なら80万円(210万-130万)となりますが、さまざまなランニングコストを差し引くと、仮に満室で年間60万円程度の手残りだと見込んでいます。
空室が出てしまうと、手残りが減り、修繕費が発生するとさらに減ります(ヘタしたらら赤字に?)。
なかなかリスクがあるものです。
しかし、不動産投資とはそんなものです。
まだ1棟目を購入した段階でよくそんなこと言えるな、という突っ込みが入りそうですが、私なりに理解し、そんな中でわりとリスクが小さいと思われる物件を購入したつもりです。
この投資で大きな黒字を出そうというよりは、勉強を兼ねてやることなので、まずは赤字にならなければいいと思っています。
しばらくは株式投資は休止
不動産を購入するための初期費用を捻出するため、iDeCoとNISA以外の運用資金はすべて売却しました。
現金も含め、ほぼすっからかんの状態です。
ある程度資金がたまるまで、iDeCoとつみたてNISA以外の株購入をやめます(たぶん半年くらい)。
しばらくたってから、またSPXLなどの投資を再開したいと思います。
繰り返しますが、SPXLの積立投資は合理的な方法だと考えていることに変わりはありません。
おわりに
突然の報告でしたが、株式を売り、不動産事業を開始しました。
今後は、株式投資などのことに加え、不動産事業のことについても発信していきたいと思います。
引き続き、よろしくお願いいたします。
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