恒例のSPXLの積立投資レポートです。22カ月目、もうすぐ2年ですね。
「SPXLの積立投資ってなに?」
「リスクが大きいんじゃないの?」「ちょっと怖い」
と思われる方が一歩目を踏み出すきっかけになったらうれしいなと思います。
SPXLとは?
SPXLとは、S&P500の日変動の3倍に連動するように運用される米国ETFです。
SBI証券、楽天証券やマネックス証券など、主要な証券会社でしたらどこでも購入できます。
運用の考え方
運用の考え方はリンク記事をご覧ください。
概要をざっと説明すると、SPXLを15年かけて積み立て15年かけて売却する、というオリジナルの投資方法です。過去のデータに基づいて考えると、この方法で、ふつうの運であれば元金を10倍くらいにできます。長期の分析によるリターンの中央値が10倍ということです。
「SPXLは、リスクが大きすぎる商品なので、長期投資に向かず、短期投資向きでサテライトとしてほどほどに使うべき」
というのが世に言われる定説です。
私は、SPXLはボラティリティが大きいものの超長期的には大きく右肩上がりになることに着目し、上記の定説とは異なる運用方法に挑戦しています。
2020年3月16日から開始しました。現在22か月目です。
はじめの1か月くらいはスタートダッシュで週イチくらいで購入していましたが、現在は月イチの自動定期購入です。
一定のルールで2年近く運用を続けています。
運用ルール
現在は、毎月1日に550ドル自動積立で購入しています。
SBI証券のETF自動積立のサービスを利用しています。
投資の原資は私の小遣いです。
私は自分の投資法を信じているので、評価額が上下しても精神的負担は全くありません。
投資の心構え
レバレッジ投資なので1日に10%下落することもあります。
ですが株価の上下は気にせず、淡々と積み立て投資を続けています。
15年後には株価が大きく上がっている確率が高いだろうと私は信じられるので、不安を感じることなく続けられます。
きっとこの投資に向いているのは、将来のアメリカ経済を信じて気長に投資できる人、データを信じ続けられる人です。
積立ての途中で、お金が必要になってしまったら(多額の自己投資とか、投資用不動産の取得とか)、たとえ元本割れしても売却するつもりでいます。そういう意味では貯金の感覚です。減ってもめちゃくちゃ困るわけではないけれど、増えてたらうれしい、くらいの気持ちです。
そんなに気張らずに、ゆるい気持ちでやっています。
投資の手間
私の場合、この投資にかなりの手間をかけています。毎月購入するたびに、購入口数と評価額をEXCELに記入してグラフを作り、それをネタにブログまで書いていますから。
ふつうにSPXLの積立投資をするだけでしたら、毎月やることは以下のことだけで、慣れれば10分もあればできます。SBI証券のように海外ETF自動積立サービスがあれば超楽ちんです。
- SBI証券で購入するための不足額を確認
- 住信SBIネット銀行で外貨を購入
- SBI証券で外貨入金

運用実績
ここからが今月の報告です。
記事を書いている現在(2021/12/12)、株価は$139です。
保有状況の推移をグラフにしました。
今月に入ってからもかなりのアップダウンがありますが、全体としてみると大きく評価額を伸ばしていますね。
大きく下落する局面が来そうですが、なかなか予想がつかないものですね。まあ予想がつかないから定期積立をするわけですが。
これまで120万円入金して、現在296万円の評価額になっています。元金が2.46倍になっているということです。
元金 | 現在の評価額 | 運用益 | ||||
1,202,835 | 2,963,076 | +1,760,241 | ( | +146% | ) |
淡々と続けるだけ
細かなレポートを出していますが、私の目標は、この投資で15年後に毎月40万円のキャッシュフローを生み出すことです。
15年間の運用で、税引き後で元金の8倍になると考えています。
気長な投資なのですが、足元を見るとアップダウンは激しいです。
現在株高で、投資を始めるのに躊躇される方がいるかもしれませんが、投資に「始め時」はありません。思い立った時にスタートすればよいのです。
タイミング投資みたいなことをやりだすと、ほんとキリがないと思うんですよ。
SPXLの長期投資に求められるのは、相場の上下に惑わされない心です。
現在やるべきことはとにかくルールとおりに積立を続けることだけです。
つづく
15年とか30年とか、長いスパンで投資を考えると足もとの株価はそれほど重要ではありません。
技術的には難しい投資手法ではありません。
私の投資に同調してもらえる方はぜひやってみてはいかがでしょうか。
今後もコンスタントに発信を続けていきたいと思います。
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