【BTI】ブリティッシュ・アメリカン・タバコ 銘柄分析その2

前回の記事で銘柄分析するつもりでしたが、内容はほぼブリティッシュ・アメリカン・タバコのことというよりは、タバコ業界のことになってしまっていました。

【BTI】ブリティッシュ・アメリカン・タバコ 代表的な高配当銘柄

今日は仕切り直しで、改めてブリティッシュ・アメリカン・タバコの銘柄分析をしたいと思います。

株価の推移

yahoo!financeより

長期的にみれば右肩上がりですが、リーマンショック時、2018年に大きな下落があります。

2018年の下落は、アメリカでメンソールタバコの禁止の動きがあったことが大きな要因です。

ちなみに私は、2019年に平均株価39.48$で購入しました。

私は60$くらいが適正な株価と考えています。

近年の財務

面倒なので、イギリスのホームページの2018決算資料のページを抜粋して載せます。

British American Tabaccoホームページより

要は、利益が為替に左右されることはありますが(上図のTranslational fx impact)、コンスタントに利益をあげている(上図の Adjusted diluted EPS)といったところです。

配当履歴

20年間の配当履歴です。ドン。

“dividendinvestor.com”より(単位はドル)

思わずドン、と力強く言ってしまいました。

そのくらいの力強い右肩上がりです。

ちなみにドル建ての配当は下がっている年もありますが、ポンド建てでは連続増配中です。

イギリスの会社のため、アメリカのように現地課税10%が無いのもおいしいです。

タバコ業界は将来性が危惧されますが、前回の記事でも述べた通り、まだそこまで危ぶまれるわけではなく、利益を確保し続けています。

手堅い商売ですね。

ここが私がブリティッシュ・アメリカン・タバコを保有する最大の理由です。

おわりに

私としては「買い」の株、ブリティッシュ・アメリカン・タバコの銘柄分析をしました。

ここ1か月くらいで株価がだいぶ上がったので、投資妙味としてはだいぶ薄れた感があります。

ですが、高配当が魅力の株なので私は長期保有するつもりです。

株の高騰も見込まれないので、気長にチャリンチャリン配当をもらうための銘柄ですね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。