【9303】住友倉庫 割安な安定収益銘柄

先日、SBIネオモバイル証券の口座を開設し、日本株を始めました。

SBIネオモバイル証券で日本株を買おう!

初めて買った日本株は、住友倉庫です。

いきなり渋いところ、といった感じでしょうか。

今日は住友倉庫の企業分析をしたいと思います。

住友倉庫はどんな企業?

住友倉庫の2019年のセクター別の営業収益です。

住友倉庫のセクター別営業収益(2019年)(単位は100万円)(住友倉庫の決算資料を基にグラフ化)

物流事業を主とした企業と言えます。

一方、セクター別の営業収益と営業利益を並べると次のようになります。

海運事業は少し赤字ですが、不動産事業は利益に貢献しているといえそうです。

今後は海運事業でよりコストカット、不動産は積極的に取得し、拡大を図っていくとのことです。

不動産では、物流とは別で、首都圏と大阪にオフィスビル、商業ビル、マンションを所有しています。

株価の推移は?

yahoo!financeより

上図は長期の株価です。

まだリーマンショック前の株価を取り戻せていない、冴えない日本企業に見えるかもしれません。

ですが、ここ10年ではアップダウンしながらも結構伸びています。

私がこれまで取引してきた株から比べると企業規模が小さいので、株価の上下も激しいように感じます。

業績は?

住友倉庫の決算資料より、同社の保管用倉庫面積・保管残高、港湾運送取扱量、国際輸送取扱量を紹介します。

保管用倉庫面積・保管残高は順調に伸びていますね。

港湾運送取扱量、国際輸送取扱量は大幅な伸びはありませんが、堅調に推移しています。

配当金は?

私がデータを入手できた2001年以降、同社は減配したことがありません。

2012年以降の配当金の推移を決算資料から抜粋します。

直近8年間の配当金の推移(住友倉庫の決算資料より抜粋)

特別配当を使ったりはしていますが、連続増配です

配当性向も45%と、無理しておらず、株主想いのちょうどいいところでしょう。

現状の時価総額が安すぎる!

いくつかの指標(2020/1/17現在)で、同社の株価を確認してみましょう。

時価総額 129,148百万円
配当利回り 3.08%
PER 14.49倍
PBR 0.70倍

特筆すべきはPERです。購入の決定打はここです!

PBRが0.70倍

企業の資産が1840億円あるにもかかわらず、株価の時価総額が1290億円しかない状態です。

しかも同社が保有する資産は、今後も需要の見込みが高い物流施設や都市部のオフィスビルなどの不動産です。

お得すぎます。

まとめ

住友倉庫は堅調に利益をあげ、今後の見通しも悪くない優良企業であるにもかかわらず、株価が安すぎる水準です。

狙い目なバリュー株と言えるのではないでしょうか。

よって記念すべき私の日本株デビュー銘柄になりました。

今の株価水準が続けば今後も資金が許す限り買い増したいと思います。

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